システムに関する小ネタ

道具使用による魔法効果の特例

武器や防具中には、戦闘中に道具として使うと魔法と同じ効果を持つものがあります。この武器による攻撃には、パリアによる軽減・一部のモンスターが持つ魔法無効化能力に関係なくダメージを与えられる特性があります。このため、ガニメデやチョールキンに代表される「HPは低いが、攻撃も魔法もほとんど効かない」モンスターを倒すときにこれを利用すると非常に簡単に倒せます。

以上のことについてはGBA版の公式ガイドブック8ページにも書かれています。ただし、ハイランド城で戦うことになる魔法の扉が持つ魔法ダメージ吸収はこの無力化の対象に入りらず、全て吸収されます。また、属性によるダメージの増減も考慮されるので、耐性を持つモンスターに対してはダメージが半減・無効になります。

シンとの合体について

シンと合体していると、戦闘中3ターン目以降はAPが毎ターン10ずつ回復します。ただし、究極合体したボッシュの場合はこれが適用されません。また、シャーマンの組み合わせや敵の種類によっては回復しないこともあり、不確定要素の多い現象です。シンとだけ合体していれば、回復することが多いようなので、タイミングを図って利用してみるのも一興でしょう。

鎧の重さについて

511を超えた分は捨てられるので、風の衣を装備すると行動力が下がる。

ブレスオブファイアシリーズでは、各装備品に重さというパラメータが設定されていて、行動力(3以降は素早さ)から差し引かれるようになっていますが、2では身体に装備するものに限定されています。この値は全ての鎧・服に設定されていますが、行動力が上がる風の衣と忍装束の重さはどうなっているのでしょうか?

最終的な行動力は、合体や装備による加算→装備の重さを引くの順に計算されます。このとき、行動力の上昇分を加算した結果、511を超えた分は切り捨てられます。また、この計算式を利用すれば、行動力が上昇する風の衣と忍装束の重さを特定することができます。

属性の付かない攻撃

このゲームには属性が付いているような攻撃が数多くありますが、上で挙げた攻撃には属性が付いておらず、全て無属性攻撃として扱われます。主にGhost系のモンスターを相手にしている時に影響が出やすいので、覚えておくといいでしょう。

即死に関する小ネタ

  1. ジルコンシェルとアンモナイカには攻撃魔法が効きませんが、ワースは例外的に効きます。
  2. グミオウが使うワースは、命の腕輪を装備する以外の方法では回避できません。
  3. 「ねらう」と「きりさく」による即死はボス以外の全てのモンスターに対して効く可能性があります。

ブレス2における即死攻撃は他の特能・特技とまったく別に扱われており、一部の敵や装備品が持つ魔法無効化が考慮されません。また、成功するかどうかは敵の種類で決まり、こちら(=プレイヤーキャラ)が誰であるかも考慮されていません。そのため、上で挙げたような現象が起こりえます。