地下4階

地下4階・その1 地下4階・その2
移動ポイントの座標と行き先
座標行き先備考
(W6,S20)地下3階(E12,S28)
(E5,S13)地下5階(E13,N2)縦穴
(E6,N3)地下3階(E15,N9)キラキラ輝く門
(E7,S4)地下2〜5階(E7,S4)エレベーター
(W2,S13)(W6,S17)テレポート

地下4階の展望

地下4階は大きく3つに分断された東西に長いフロアとなっています。エレベータを使った場合、地下1階(E15,N9)にある門を使った場合、地下3階から階段を使った場合とで探索できる領域が異なっており、それぞれのエリアを行き来することは基本的にできません。そのため、全てをきちんと探索するにはかなりの時間がかかります。

モンスターの集団も、早くも4列目が登場するようになり厳しい戦闘が展開されます。特に警戒すべきモンスターは、石化能力を持つBasiliskやMedusa、ドレインを持つWight、クリティカルヒットを出すAssassinやQui-Sang Monk、さらに鎧破壊を持つArmor Eaterなどです。

それだけでなく、呪文を使うモンスターの種類も格段に増えているため、僧侶系呪文を使えるキャラが育っていない場合には要注意です。また、唯一存在する泉も泳ぎの練習には向かないことなどから、このフロアの本格的な探索は終盤に回してもいいかもしれません。

果てしなき回廊

(E8,S4)にそれらしく書かれているこのエリアには、エレベータを使って来ることができます。このエリアでの目的はThe Loonに関係する2つのアイテムを手に入れることです。

そのうちの一つは、(E9,S9)にある謎の美女がたたずむ泉の底にあります。この泉では、1回の潜るごとに2,500G.P.を要求される上に、泉の効果はほとんどがデメリットばかりなので、探索は一回で済ませてしまいましょう。最下層にいるNessieとの戦闘後にSKELETON KEYを拾います。

もう一つのアイテムは、(E11,S7)の小部屋で隠されたアイテムを探すと手に入ります。中身はBATTERYであり、これは地下3階(E6,N9)にある多次元霊化機を起動するのに必要なアイテムです。

倒産した銀行

地下3階の下り階段を降りると(W6,S20)に出ます。この周辺はJigsaw Bank and Trustという施設になっており、侵入者を撃退するための仕掛けが随所に仕掛けてあります。

その中の1つがアクセスゲート(SFC版では「進入の門」)で、全部で7箇所あるこの仕掛けは、選択した円盤に対応した方角の通路が開く回転扉になっています。さらにこの仕掛けを作動させるには、それぞれに対応した黒い円盤を調べてスイッチを入れる必要があります。奥に進むための手順は次の通りで、緑Iポイントを調べるとアイテムが、赤Bポイントを調べるとFiredrakeとの戦闘が発生します。

  1. (W11,S33)の黒い円盤を調べる→(W10,S32)で(B)EITZを選ぶ
  2. (W9,S31)の黒い円盤を調べる→(W10,S32)で(D)WUXTを選ぶ
  3. (W15,S32)で(C)SAOTを選ぶ→(W17,S34)の黒い円盤を調べる
  4. (W15,S32)で(A)NOFEを選ぶ→(W15,S29)で(A)NOFEを選ぶ
  5. (W17,S28)の黒い円盤を調べる→(W15,S29)で(B)EITZを選ぶ
  6. (W10,S29)で(A)NOFEを選ぶ→(W12,S28)の黒い円盤を調べる
  7. (W10,S29)で(B)EITZを選ぶ→(W10,S26)で(A)NOFEを選ぶ
  8. (W8,S25)の黒い円盤を調べる→(W10,S26)で(D)WUXTを選ぶ
  9. (W15,S26)で(D)WUXTを選ぶ→(W16,S30)の黒い円盤を調べる
  10. (W15,S26)で(A)NOFEを選ぶ→(W15,S23)で(D)WUXTを選ぶ

アクセスゲートを通り抜けた先の(W15,S21)には金庫室の扉があり、開けるにはGOLD KEYが必要になります。ここを開けて(W8,S21)に行くと祭壇があり、自動的にGold Statue×2とのバトルに突入します。地下4階ではNessieに次ぐ高い攻撃力を持ち、呪文抵抗力もなかなか強いので、BAMATUやPONTIを主体にした打撃重視の作戦で戦うとよいでしょう。この戦闘に勝つと秘密のトンネルを発見し、(W6,S17)へワープします。抜けた先は鏡の間と呼ばれる、見えない一方通行とテレポーターで構成された迷路です。The Loonの居場所までもう少しなので、最後の一頑張りといきましょう。

トーテムの問いと予言者の助言

(W1,S24)に辿りつくと、巨大なトーテムが道を塞いでおり、質問をしてきます。内容は少々哲学的ですが、質問の答えはThe Loonの名と共に頻繁に語られる単語で、日本語だと2〜3文字、英語だと4文字です。間違えた場合、パーティの誰かがダメージを受けます。さらに(E4,S24)でSKELETON KEYを使い、(E2,S24)でPOCKETWATCHを使うことでようやくThe Loonに会うことができます。

The Loonは時を越えた予言者であり、これから起こるであろう結末を知る唯一の人物でもあります。その話はトーテムの話に輪をかけて抽象的ですが、思想として非常に興味深いものです。また地下8階の謎に直接関わる話でもあるので、PCエンジン版やPS版の場合には面倒でもメモしておきましょう。また、彼に占いをしてもらうと最終決戦に関するヒントをくれます。見料は10,000G.P.と高いですが、ミッションクリアには不可欠な情報なので、必ず聞いておきましょう。

最後に、彼は重要なアイテムを所持しています。その名をLARK IN A CAGEといい、地下7階で必要になる通過アイテムです。10,000G.P.と高額ですが、必ず買っておきましょう。The Loonと別れた後は強制的に城へテレポートします。

盗賊のアジト

地下1階のポータルを使うとダークゾーンの中の(E6,N3)に出ます。(E10,S1)には仰々しく看板まで出ていますが、このエリアは隠しドアが他の場所に比べて非常に多く、いかにも盗賊のアジトらしい構造になっています。ただ歩き回っているだけではすぐに行き止まりになってしまうので、怪しいと思った場所ではInspectコマンドを活用しましょう。

このエリアを訪れる目的は、クリアに必要な通過アイテムの一つ・JACK of SPADESを入手することです。これは、(E11,S16)にいる固定遭遇モンスター・The Copper DemonとThe Sly Nymphを倒すと戦利品として手に入ります。しかし、このエリアへ入るには、(E6,S17)にある醜い顔の悪魔のレリーフの謎を解かなければなりません。

これについては地下1階のThe Laughing Kettleがヒントをくれます。内容は「嘲るような顔の扉を開くには悪魔の力を使いたまえ」というものです。「悪魔の力」とは地下3階の血の泉で拾うPETRIFIED DEMONのことで、装備した後に道具として使ことで扉が出現します。しかし、PETRIFIED DEMONはHP消耗効果のある呪われたアイテムなので、気をつけましょう。

PCエンジン版のPETRIFIED DEMONの消耗効果は凶悪。まず消耗量がHPの20%相当と固定ではない。また、移動中の消耗スピードもSFC版やPS版では数歩ごとに1ポイントであるのに対して、PCエンジン版では1歩(向きを変えた場合も含む)ごとに前述の消耗量であり、The Copper Demonのところにたどり着くまでに装備者が死亡することはむしろ当たり前である。PCエンジン版をプレイしていてこのイベントに臨む場合には、一人少ない状況で挑む覚悟が必要だろう。

その他のチェックポイント