| 座標 | 行き先 | 備考 |
|---|---|---|
| （E7,S4） | 地下2〜5階（E7,S4） | エレベーター |
| （W13,S1） | 地下6階（W13,S3） | |
| （W6,S31） | 地下6階（W6,S33） | |
| （E15,S8） | 地下6階（E13,N2） | シュート |
このフロアは全体がThe Manfretti'sという娯楽施設ということになっています。SFC版やPS版では壁がカラフルに塗られておりそれらしい感じは出ていますが、その実極めて凶悪な罠がしかけてあり、油断は許されません。基本的に稼ぎ目的のフロアであるため、NPCとの会話以外にクリアに関わるイベントは存在しません。また、このフロアの中央付近、座標：南16から座標：北7までのエリアへのMALORでの進入はできないようになっています。
このフロアのモンスターで特に警戒すべきなのは、石化能力を持つ上に攻撃力が高いThe Beastや、ドレイン能力を持つアンデッドを引き連れて出現するLich、高い戦闘能力を持っているBlack Knightなどです。しかし、他の敵も侮りがたい強さを持ち、特に使う呪文のレベルが総じて高いため、僧侶系呪文の使い手はMADIだけでなくMONTINOの使用回数にも気を配っておくと良いでしょう。
PCエンジン版では呪文の効果や敵が使う呪文の種類に若干の変更が加えられている。具体的には、MOGATOが悪魔系以外にも有効でしかも成功すると対象者はロストすること、他機種版では使わないことになっているBOLATU, ROKDO, LOKARAなどを敵が使ってくることなどである。特にLOKARAを受けると全員ロストするという最悪の状況が想定されるので、十分に注意されたし。
（E7,S1）には店のガードマンの一人、Big Maxがいます。彼のいる部屋はやや特殊な構造になっており、TICKETを渡さないときはマップの通りの構造ですが、渡した場合は東西方向にドアが現れ、南北方向のドアが消えます。MALORを使ってすり抜ける方法もありますが、2度目からは受け取ったTICKET STUBSを渡すことでBig Maxのいるところを通過できることを考えると、素直にTICKETを買って渡すのが賢い判断といえるでしょう。
（E12,N14）は淑女用化粧室となっていて、この周辺では店のホステスと遭遇することがあります。彼女たちはここ以外にもフロアのあちこちに登場し、口止め料の代わりにちょっとした情報をくれるほか、他では手に入りづらいアイテムを売ってくれます。機嫌を損ねると警備員（HatamotoやRoyal Guard）を呼ばれるので、小金は常に持ち歩くようにしましょう。また、SFC版ではLady JaneとLa Diva Brendaの話を聞くと、それぞれThe Laughing KetttleとThe Ruby Warlockからゲームクリアに関わる話を聞けるようになるため、こまめに足を運んでおくようにしましょう。
（W20,S1）には澄み切った青い水が溜まる泉があります。この泉はHP全快・状態異常回復効果を持つのに加え、レベルCではロストも含む全ての状態から復活するという強力な効果があります。死亡や灰からの復活も、カント寺院や呪文による復活と違ってノーリスクで行えるため、探索中にで死亡者が出た場合にはここを利用するとよいでしょう。
PCエンジン版では玄室モンスターの出現位置が決まっている上に、一定の間隔を置くと復活する。他機種版でも周囲の部屋は玄室扱いのため、全滅寸前の状態でここを目指すと泉を前にして墓場ができることも当たり前のように起こるので、ここを目指す場合には早め早めの決断をするとよい。PCエンジン版では（W24,N2）と（W16,N3）が出現ポイントになっている。また、非常にどうでも良いことだが、水泳レベルが足りない状態でレベルBやCに潜ると普通に溺れる。もちろん、慌てず騒がずレベルCに下ろしてやれば復活するので何ら問題は無いが、死亡回数はきちんと1増える。この記録が気になる人は注意されたし。
（W1,S1）にあるシアターで5,000G.P.払うと（W4,N0）に飛ばされます。このポイントは回転床と落とし穴になっており、周囲にある4ヶ所の小部屋には（W4,N0）に飛ばされる隠しワイヤーの罠があります。転送時に呪文封じと呪文効果消去が行われるため、MALORやLOKTOFEITでの脱出もできません。闇雲に動き回ると「ワイヤーに引っかかって落とし穴に落ちることを死ぬまで繰り返す」という悲惨な状況に陥ります。
出口は（W6,S1）にありますが、部屋に踏み込んだ時のメッセージで部屋を調べると前述のワイヤーに引っかかって落とし穴に放り込まれるので、まずはキャンセルをしてInspect→Hidden Itemsを実行します。すると隠しワイヤーを発見したというメッセージが出るので、さらに探索を行います。すると別の隠しワイヤーを見つけて脱出することができます。転送先は（W8,N2）となっているので、泉で回復させておくといいでしょう。
この部屋は点対称構造になっているため、DUMAPICを使わないと向きを確認できない。そこで、十字通路でどこか一箇所に踏み出したらまずは冒険を中断して城に戻るといい。そこで冒険を再開すると、パーティは必ず北を向いた状態で再開するので、この時点で左側に扉があればそこが出口へ通じている。そうでなければ回転床を踏んで一歩踏み出し、同じことを繰り返す。なお、PS版ではオートマップ表示を有効にしていれば、R2ボタンで現在位置と向きを確認できるため、脱出するのはいくらか楽である。
（E5,S12）にはNPCのThe Snatchがおり、彼からはPOCKETWATCHの素材のことについてヒントが得られます。他に、レートは高いもののSACRED BASHERやMAGES YEW BOWなどを売ってくれたり、ROBINSWORDを売りつけることでBRACERS+1と交換してくれたりと、商売相手としても利用できます。ただし、「ひったくり」の名を持つだけあって頻繁にこちらの所持品やお金を狙ってくるので、余計なものは持ち歩かないようにしておきましょう。